2024/08/01(木) おおらかに見てやってください(ぱぱ)
この落差があるからこそ楽しい! 落差が無いとつまらない もちろん、正しい使い方をレクチャーしてから使わせますが、 使っているうちに我流となり、「痛い」こともあります しかし… 小さいケガを経験することは、大きなケガをしないように 自分をコントロールしようとする「学び」になります 最初は、緊張して気をつけているから上手くいっても 繰り返すうちに、慣れっこになり… うっかり痛めてしまうことが多いことを、子どもなりに悟ります 刃物や火は、特に注意を払うように育って欲しいという願いがあります だから、保育の中で経験しています 集団生活では、仲良くしたいけれど、 その術が未熟なゆえの、友だち同士のいざこざは、頻繁に起こります いざこざの経験こそ、大切な学びだと思います 午前中に於いては、大体、10分に1回くらいは、 患部を冷やすための冷却材を取りに来る保育士の姿がありますね で、バランスが崩れて友だちにぶつかり、ケガもしますが、 「やったり、やられたり」の中で 互いに助け合って補い合って、遊びを楽しくしようとする姿もあるのです こんなふうに遊びを発見し、伝播し、遊びの中で筋力が付いていくのだと思います 無理やりのけようとすると、かえって爪がくい込んで痛いことを覚えます 「足を伸ばして、ぶら下がりたい」という子どもの要求に応える為 保育士も、限りある遊具に工夫を加え、子どもたちに寄り添っています 自分の能力の限界を知り、無理をしないことを選択するのも学びです 言葉が上手に出ない小さなお子さん間では、 「噛んだり、ひっかいたり」もありますが、それも学びです 子どもなので、数か月ほどで痕は消えますので、おおらかに見てやってください すべて、仲良くしたいけれど、その術が未熟なゆえのできごとなのです おおらかに見てやってください このような活動が、持続できるように…